スマートウォッチを使うメリット
先日シャオミのスマートウォッチを買ってレビュー記事を書いたので、そこで少し触れたスマートウォッチを使う理由についてもう少し詳しく説明してみたい。
スマホで充分では?
今市場に出回ってるスマートウォッチは、多くがこれらの機能を備えている。
- スマホの通知を確認
- アラーム、目覚まし時計
- 時間の確認
- タイマー、ストップウォッチ
- 健康管理
他にも機能が用意されている製品もあるけど、ほとんどの製品にある機能に絞るとこの5つになる。でも考えてみてみるとこの5つの機能の内、健康管理を除く4つはスマホでも出来ること。ポケットの中のスマホで出来ることなのに、わざわざ手首の1インチぐらいしかない画面で同じことをやりたい人がどれだけいるのだろうか?
スマホとほとんど使い道が同じなのに、通常の腕時計と違って定期的な充電が必要な機器を持ち歩きたいだろうか?
スマートウォッチは売れている
でも実際問題、スマートウォッチは売れている。
去年のアップルウォッチの販売台数は、スイスの全時計メーカーの合計を上回っている。しかもアップルウォッチ以外のスマートウォッチも含めれば、この差はもっと大きくなるだろうから、世界中でスマートウォッチはいいものだと認識されているといっていいだろう。
機能的にはスマホの劣化版でしかないはずなのに、スマートウォッチが普及している理由。実際に使ってみることで、自分なりに考えてみることにしてみた。
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- 発売日: 2019/09/20
- メディア: Wireless Phone Accessory
用もないのにスマホを見る機会が減った
結論から言うとこれに尽きる。
スマホの普及に伴って、スマホ依存症が問題視されるようになってきた。
用もないのにスマホを見てしまう、スマホが近くにないと不安になる、などの状態がスマホ依存症の基準となっている。けどスマートウォッチはスマホの通知を受け取ってすぐに振動で知らせてくれる。スマホだと通知を確認した後もついつい触り続けてしまうことがよくあるけど、スマートウォッチは画面が小さいうえに機能も少ない。
つまりスマホと違って長い間画面を見続けようという気になりにくいため、通知を見たらすぐにそれまでしていた仕事や遊びに戻り、メールなどの返信が必要なことだけスマホを取り出して操作するといったスマホ依存からの脱却ができるようになる。
僕もMiBand4を買ってから、用もないのにスマホをいじることが減った。用があれば時計が知らせてくれるから、自分からいちいち確認しなくてもよくなったのだ。
スマホ大画面化の功罪
スマホに限らずほとんどのデバイスは、画面が大きいほど視認性が高まって情報の取得効率が上がる。近年、6インチ以上の大画面スマホが人気なのはこれが理由。
でも情報の取得効率が高いことで、小さい画面の端末よりできることが増えてしまい、長い間触り続けてしまうことにも繋がっている。スマートウォッチなら画面サイズは大きいものでも2インチは超えないので、通知を確認してもそれが起点になって別のことも始めてしまうことは少ない。「大は小を兼ねる」ということわざもあるが、小さいからこそのメリットもあるというわけ。
スマホ依存に悩む人はスマートウォッチを試してみよう!
スマートウォッチはスマホと貴方との橋渡し役として、近すぎず遠すぎない絶妙な距離感を作ってくれる。スマホ依存に悩んでいる、具体的にはスマホの通知が気になってしょうがない、ちょっとだけと思ってスマホを触りだしたら止まらなくなってしまうといった状態になってしまっている人に試してもらいたい。
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