スマホ用の外付けゲームパッドを使ってみてNintendoSwitchの凄さを感じた話(後編)
前回の記事はこちらから⇩
前回は購入の動機と外観についての記事だったので、今回は実際に使った上で気づいたこと、気になったことを書いていきたい。
今回購入した製品がこれ⇩
まずはじめに簡単な結論から、
良かったこと
- ゲーム機の操作感覚をスマホに持ち込める
- ペアリングが簡単
- 意外にしっかりした作り
- コントローラーとしての操作性はなかなか
不満なこと
- 設定が面倒
- 充電がType-cじゃない
- 携帯ゲーム機(SwitchとかVitaとか)の代わりにならなかった
これについて順番に説明していきたいと思う。
ゲーム機の操作感覚をスマホに持ち込める
基本スマホゲームはタッチパネル(たまに本体のジャイロセンサー)を使ってゲームをプレイする。そこにゲーム機と同じような物理ボタンを備えたコントローラーを持ち出すと、やっぱり遊びやすさはかなり上昇する。デジタルネイティブと呼ばれる今の子供たちはそんなことないかもしれないけど、DS・PSP世代の僕からするとボタンで操作する方が「ゲームやってる感」があって良い。
ペアリングが簡単
前編でもちょっと触れたけど、ペアリングはボタン一つでできるから結構簡単。すぐに接続できるのは普段の使い勝手に直結する。
この二つからOSに合わせたボタンを押すだけでペアリングできる。
意外にしっかりした作り
中華製品だけど各部の作りはしっかりしてる。少なくとも三か月かそこらで壊れたりしそうな貧弱なつくりではなかった。
コントローラーとしての操作性はなかなか
コントローラーのボタン配置はSwitchとかXboxと同じ、左スティックが上で十字ボタンが下のタイプ。僕がこの配置の方が好きだからいい評価ができるのかもしれないけれど、使いづらいということは全然なかった。スティックも4ボタンも自然に手が届く場所にあり、トリガーボタンも配置、大きさともに及第点以上。少なくともコントローラーとしての出来にケチをつける要素は多くはなかった。
でも目立って良いと感じたのはこれぐらいで、ここからはひたすら不満な点ばかりが目立ってきてしまう。
設定が面倒
これは買う前からある程度覚悟はしていたのだけど、実際使ってみると想像を遥かに上回る面倒くささだった・・・
これが設定画面。各種アイコンはそれぞれのボタンの反応する場所を示している。これを画面上で動かすことでボタンの割り当てを行うのだが、実際に操作しないとわからないことはたくさんあるので(例えばスティックの感度)、少しづつ変更してテストプレイを繰り返していく必要がある。
これを各ゲームごとにやる必要があると考えるときつい・・・そう考えるとゲーム開発者の方々は大変なんだなと感じるようになった。
充電がType-cじゃない
地味な不満点だけどこれも問題。これのせいで余計なケーブルが1つ増えることになってしまった。安いガジェットは大抵Micro-USBだから仕方ないけど。
携帯ゲーム機(SwitchとかVitaとか)の代わりにならなかった
購入した時点で僕はこれがあればスマホだけで充分になるんじゃないか、携帯ゲーム機いらないんじゃないか?と思ったけど全然そんなことなかった。携帯ゲーム機と違っていちいち操作設定を行う必要があるし、スマホとは別に充電する機器を持つことになる。餅は餅屋というけど、やっぱりゲームはゲーム専用機(ゲーミングpcも)でやるのがベストなんだなって思った。
やっぱりSwitchは凄い
今回のコントローラーをしばらく使ってみて、改めてNintendoSwitchの凄さに気づいた。ジョイコンを付けたり外したりするだけで手軽に携帯ゲーム機にも据え置きゲーム機にもなり、設定しなくても操作法を変えることができる。「何気なく使っていたけどシーンに合わせて形を変える」ことは難しいのだと考えさせられた。
今回の製品は3000円したけど、この事を知ることができたと考えれば結構いい勉強料だったのかなと思う。
結論
スマホはいくら工夫したところで携帯ゲーム機の代わりにはなれない。
商品ページ
今回購入したコントローラーとその亜種
NintendoSwitch
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) Joy-Con(L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド(バッテリー持続時間が長くなったモデル)
- 発売日: 2019/08/30
- メディア: Video Game